2021年 新年のご挨拶

皆さん、あけましておめでとうございます。本年もよろしくお願いします。
新年に当たり、昨年2020年の反省と、今年やろうと思うことを、少し書いておきたいと思います。
下記を踏まえ、引き続き業務に全身全霊で取り組んでいきますので、本年もお引き立てのほど、よろしくお願いします。

1.昨年の振り返り

一言で言って、どん底から生き延びられた1年だったと思います。
いくつか常駐での仕事によって食いつなぐことができ、またそのご縁から新たなクライアント様とのご縁をいただいたことも大きな喜びでした。
さらに昨年は、
・補助金・助成金申請支援について、経験と能力強化ができた
・講演の機会を何本かいただき、考えをまとめることができた
・M&Aやファンドレイジングの研修で学びを深めることができた
ことも収穫でした。

一方、昨年は目の前の仕事に振り回されすぎた感があり(気質上仕方のない部分もありますが)、顧客開拓や業務開発に手が回らなかったのは痛恨でした。
しかし、相談業務やこの間の経験を通じ、私は
・信頼関係あるお客様にしっかり寄り添い、心づくしのサポートをすること
・自分のオピニオンを発信して、そこから新しい事業を生み出すこと
などが、自分向きではないかという気づきを得ることができました。
よって、今年は上記の角度から、以下の通り攻めていきたいと考えます。

2.2021年はまず「お金の赤ひげ」「一人NPOバンク」を目指します

まず第一に目指す姿は、「お金の赤ひげ」「一人NPOバンク」です。
「お金の赤ひげ」とは、「中小企業・ソーシャルビジネス・NPOのお金にまつわる課題について気軽に相談できて、お金の課題解決に向けて献身的にサポートする、町医者のような存在」を想定しています。
また「一人NPOバンク」とは、「ソーシャルビジネスやNPOのお金の問題にオールマイティに対応できるだけでなく、顧客が目指す社会課題解決に向けて、ハンズオン支援ができる存在」という程度の意味です。
(パーソナルなイメージであり、現実のNPOバンクをどうこう言う意図ではありません)

そのためにすぐ行うべきは、懸案となっているサービスページの創設(特にまずやるべきは無料相談ページ)であり、でき次第(今も可能ですが)、中小企業・ソーシャルビジネス・NPOの皆様からのお金の相談を、無料で幅広くお受けしたいと思います。
そのうえで、現状中途半端になっている「事業承継・M&A」「クラウドファンディング」について、必要な学習を手早く済ませ、早期にサービスメニューに加えていきたいと思います。
プラスして、能力開発面の課題である「事業再生」を自分のサービスにできれば、中小企業等のお金の課題に一通りの対応ができるのではないかと思っています。

3.能力開発のターゲット

能力開発面では、上記を踏まえ、以下の3つに取り組みます。
・認定ファンドレイザー資格取得(現在取り組み中)
・経営革新等認定支援機関取得(懸案だったので早期に)
・事業再生について何らかの形で一通り学ぶ
 (事業再生士補のような民間資格を狙うのが、結果効率的なのかもしれませんが)

4.ソーシャルファイナンスの学び直しをしっかり

以前から申している通り、自分の反省として、コンサルタントとしての修行に注力してきた結果とはいえ、自分の主戦場であるソーシャルファイナンス周りの勉強がこの数年おろそかになっていることを痛感しています。
よって、
・これまで勉強できていなかった経済学を、体系的・批判的に基礎から学ぶ
・読み損ねていたソーシャルファイナンス周りの文献を可能な限り読み、検討する
・加えて、金融界の現状に、しっかりキャッチアップする
・これらを踏まえ、社会運動の実践に裏打ちされた、自分なりの草の根金融の理論を打ち立てる
といった学びを今年は積み重ねていきたいと思います。
お勧めの書籍、セミナー、勉強会などあれば、お声がけください。

以前より構想していた「草の根金融研究会」は、上記の学びが軌道に乗った段階で、改めて提起しようと思います。気長にお待ちください。

5.情報発信を少し多めに

もう一つおろそかだった点としては、ブログやSNSでの情報発信ができていなかったことです。
今年はこの点(特に自分のサービスと、草の根金融期待する考え方を、ブログでしっかり発信すること)にも力を入れていきたいと思います。
まずは年内最低10本の記事をアップすることを目標に。