遅ればせながら、53歳になりました

53歳のご挨拶

この間なかなか手が回らず、本来の誕生日とは相当離れたタイミングになってしまいましたが、さる10月24日、無事53歳を迎えることができました。

この1年間も、皆様には大変お世話になり、心より感謝いたします。facebookなどでメッセージをいただいた方には、これから返していきますので、お待ちください。
(写真はあるサイトに登録するためのものです。登録できたら報告します)

大腸内視鏡検査を受けました

昨年11月に直腸がん手術を受けた後の私の体調ですが、現時点では特段の自覚症状もなく、かかりつけ医からも、がんの再発の兆候はないといわれています。
そのうえで、1年後の経過を見ようということで、10月29日・31日に、CT・血液・大腸内視鏡検査を受けてきました。
私が通院している東大病院は、大腸内視鏡検査では麻酔をかけないので、大腸の曲がり角にカメラが来た時はそこそこの苦痛がありますが、今回は人工肛門からカメラを入れたので、挿入時は無痛だったのが幸いでした。
検査時には4mm程度のポリープが2個見つかり、その場で切除しました。技師の方によればほぼ心配ないだろうとのことでしたが、詳細は11月14日予定の診察で確認します。

コンサルタントとしての商材を確立する

今後の私ですが、以下の3つをめざしていきたいと思います。
(1)コンサルタントとしての商材を確立する
(2)「くさのーね」の運動面を強化する
(3)自分の「くせ」をオープンにして生きていく

商材という点では、この1年、私はコンサルタントとしての技能を磨く機会と多くの仲間に恵まれました。その結果を受け、概ね以下のサービスを、商材として提供するべく、準備を進めています。
(直近で商材化が可能なもの)
・創業支援(相談対応)
・ダイバーシティ・コンサルティング
・補助金・助成金支援(ものづくり補助金、IT導入補助金等)
・経営計画策定支援(経営革新計画、経営力向上計画、先端設備等導入計画等)
・McSS(中小企業経営診断システム)を使った財務コンサルティング
(商材化に向けて現在検討中のもの)
・クラウドファンディング支援
・M&A、事業承継支援
・融資支援(創業資金、設備資金、運転資金等)
(今後検討したいもの)
・市民ファンド組成支援
・疑似私募債・少人数私募債による資金調達支援
・財団・企業の助成金申請支援
・賛助会員(マンスリーサポーター)拡大支援
・遺贈寄付支援

ここに掲げた商材がそろえば、「NPO・ソーシャルビジネス専門の金融コンサルタント」といえるだけのサービスラインナップになるのではと思います。
ひとつひとつについては、サービス内容が確定次第、メールマガジン、facebook、Webサイト等でお知らせいたします。

「くさのーね」の運動面を強化する

もともと「くさのーね」設立当初は、
ミッション:「経済・金融を草の根の人々本位につくりかえ、社会課題を解決する」
ビジョン:
1.草の根金融の活用を推進する
2.資金調達等の支援を通じ、ソーシャルビジネスの発展を支援する
としていました。
独立以後、私はコンサルティングだけでなく、新規事業への参加、講演、執筆など、さまざまな仕事に取り組んできましたが、これらはすべて何らかの形で上記のミッション・ビジョンに合致したものではあります。
それでも、上記のミッション・ビジョンから考えれば、本来「くさのーね」はコンサルティングファームであるとともに、運動体でもあったはずで、そうであるなら、設立時の志にかえり、社会運動としての「くさのーね」について、もっと深掘りしていきたいという気持ちが強くあります(現時点では、「くさのーね」は多賀個人の商号の域を出ませんが…)。
具体的には、志を共有できる仲間(いると信じています)とともに、草の根金融の推進やソーシャルビジネスの資金調達に資する、事業開発や調査研究、政策提言に取り組んでいきたいと考えています。

自分の「くせ」をオープンにして生きていく

よくご承知の方もいらっしゃると思いますが、私は極めて不器用で気弱、神経質なところを抱えている人間です。例えば、
・忘れ物や紛失が多い
・タスク管理やスケジュール管理、期日や時間を守るのが苦手
・片づけるのが苦手
・身なりに悪目立ちする部分がある(荷物が大きい、財布や名刺入れが膨らんでいるなど)
・ともすると人からからかわれ、いじられ、いじめられ、苦痛を感じている(いじられることが、愛情表現か、嘲笑かの区別がつかなく、うまくリアクションできない)
・いつも人から非難されるのでは、とびくびくしている
などたくさんあり、お恥ずかしい限りです。
もちろん、これらの中には放置しておくと社会人として生きていけなくなるところもありますので、私は少しでも克服するべく努力を続けてきました。しかし、一般の人から見ればその努力自体、滑稽に見えたりずれていたりするかもしれません。
また、努力が不十分で、皆様にご迷惑をおかけしたことも多かったと自覚しています。

そうした苦しみの中で、くせを克服する努力は続けるとしても、今後はくせの克服に注力するだけでなく、
・くせをオープンにして、どこが一般の人とずれているか、解決策はないか探る
・強みに特化して、弱いところは人や機械、サービスに任せる
ことで、より楽に生きられ、コミュニケーションも円滑になるかもしれません。
その一環として、今後、、こうした自分の「くせ」について、facebookやブログなどで少しずつ書いていこうかと思います。このことに、いわゆる「当事者研究」のような意味があるかはわかりませんが、どうかお付き合いください。

今後とも、よろしくお願いします。