わくわくワークショップその1「ソーシャルインパクトボンド活用可能性体験ワーク」(4/13・東京)

初の「わくわくワークショップ」に寄せて

草の根金融研究所「くさのーね」が事業の軸の一つとしている自主セミナー第2弾として、ケイスリー株式会社の幸地正樹さんを招き、実用化に向けた取り組みが進んでいるソーシャルインパクトボンドについて、活用可能性を考えるワークショップを企画しました。
(チラシURL)
http://tagashunji.sakura.ne.jp/documents/20170413sibws_flyer.pdf

当日は、ソーシャルインパクトボンドについて簡単に解説をいただいた後で、参加者ご自身の団体の事業のためにソーシャルインパクトボンドを組成する可能性を、ソロワーク・グループワークを通じて体験してみたいと思います。
ぜひともおいでください。

なお、「くさのーね」では、今回のように、ソーシャルファイナンス・ソーシャルビジネスに関する実践的なテーマについて、手を動かし、グループで話し合いながら認識を深める「わくわくワークショップ」を随時開催します。今後の企画にご期待ください。
よろしくお願いします。

広報文

(転送・シェア歓迎&重複失礼します)
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草の根金融研究所「くさのーね」わくわくワークショップその1
「ソーシャルインパクトボンド活用可能性体験ワーク」
4/13@東京
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社会課題解決の新しい仕組みとして注目が高まるソーシャルインパクトボンドは、NPO等の資金調達手段としても大きな可能性があります。今回は、事業の当事者であるNPO等の目線から、ソーシャルインパクトボンドを社会課題解決のための道具として活用する可能性を、参加者の皆様とともに考えます。
(チラシURL)
http://tagashunji.sakura.ne.jp/documents/20170413sibws_flyer.pdf

1.開催概要
●日 時
2017年4月13日(木)14:00~17:00

●場 所
イノベーションオフィス銀座 9F「ローズ」
〒104-0061 東京都中央区銀座8-16-10 中銀本社ビル9階
TEL:03-6869-6960
◇JR山手線・東京メトロ銀座線・ゆりかもめ「新橋」徒歩10分
◇都営地下鉄大江戸線「汐留」徒歩7分
◇都営地下鉄大江戸線「築地市場」徒歩8分
http://tagashunji.net/access

●講 師:
幸地正樹さん(ケイスリー株式会社 代表取締役)
ファシリテーター:多賀俊二(草の根金融研究所「くさのーね」代表、中小企業診断士、准認定ファンドレイザー)

●主 催:草の根金融研究所「くさのーね」

●参加費:3,000円(当日現金払)

2.主なプログラム
● オープニング(企画意図の説明等)
● 幸地さんご講演「NPO・ソーシャルセクターの道具としてのソーシャルインパクトボンドとは」
(1)ソーシャルインパクトボンド(以下SIB)の意義
(2)SIBを巡る世界と日本の潮流
(3)SIBが得意な事業・苦手な事業
(4)SIB導入に向けてNPO・ソーシャルセクターが準備すべきこと
● 質疑応答
● 休憩
● ワークショップ「ソーシャルインパクトボンドの活用可能性を体験してみよう」
(1)概要説明
(2)ソロワーク
(3)グループによるシェア
(4)グループ発表とコメント
● まとめ(幸地さんからの総括とアンケート記入)

3.お申込み
下記「こくちーず」ページ上のフォームに必要事項をご記入いただき、ご送信ください。下記4。のボランティアの申し込みも、こちらからお願いします。
(URL)
http://kokucheese.com/event/index/462365/

または、件名に「4月13日くさのーねワークショップ参加希望」とお書きのうえ、以下フォームに必要事項を書き、
taga@e-mail.jp
まで、メールにてお申し込みください。
(記入をお願いしたい事項)
お名前、ふりがな、メールアドレス、性別、都道府県、電話番号、開催支援ボランティア(希望する/希望しない)、(以下任意)所属/役職、メッセージ

4.ボランティア募集
本セミナーをボランティアで手伝ってくださる方を募集します(限定2名、経験者優先)。
業務内容:会場設営補助、受付補助、記録補助等セミナー開催支援
メリット:本セミナーの参加費を無料にします。
お申込み:上記こくちーずのフォーム上の「開催支援ボランティア」のところ(またはお申込みメールの「開催支援ボランティア」)で、「希望する」を選択し、ボランティア希望をご表明ください。

5.お問い合わせ
草の根金融研究所「くさのーね」(多賀)
E-mail:taga@e-mail.jp
電話:080-1142-3783
多賀俊二ホームページ http://tagashunji.net/

6.開催にあたって
● 実用化に踏み出したソーシャルインパクトボンド
ソーシャルインパクトボンド(SIB)とは、民間資金で優れた社会事業を実施し、事前に合意した成果が達成された場合、行政が投資家へ成功報酬を支払う仕組みです(※1)。
SIBの導入に向けては、政府や財団によるパイロット事業がこの間取り組まれてきましたが、3月には大手金融機関による取り組み開始が報道され(※2)、また神戸市や八王子市でSIB導入に係る予算が成立する(※3)など、実用化に向けた動きが本格化しています。

● NPO等におけるSIBの意義
NPOなど、社会課題解決に取り組む民間組織(「NPO等」とします)が取り組む事業のうち、当事者から対価を受け取れる事業はソーシャルビジネスになりえますし、社会的注目が高い事業なら寄付・会費やクラウドファンディングなどで支援を受けることもできます。
しかし、当事者や支援者から資金を受けにくくても、社会的に意義の高い事業は数多くあるはずです。こうした事業に対し、投資家がリスクを取って資金を拠出し、事業の成果に応じた行政の支出削減分を投資家への報酬原資とするSIBは、資金調達が困難な事業に対するNPO等の資金調達手段として、大きな可能性を秘めています。

● SIBをどうやって使えばよいか?
しかし、NPO等の立場に立ってSIBを見ると、
・どのような事業に対して使えるのか?
・行政をどのように動かすのか?
・成果をどのように評価するのか?
・投資家に対してどのようにコミュニケーションを取ればいいか?
など、疑問は尽きません。

● NPO等の目線から、SIBの使い方をみんなで考えよう!
そこで今回のワークショップでは、SIBに関して豊富な知見をお持ちの幸地正樹さんを講師に招き、NPO等の目線から、自分ごととして、SIBをどのように社会課題解決のための道具として活用できるのか、その可能性をワークショップの体験を通じて考えたいと思います。奮ってご参加ください。

● 「わくわくワークショップ」について
なお、「くさのーね」では、今回のように、ソーシャルファイナンス・ソーシャルビジネスに関する実践的なテーマについて、手を動かし、グループで話し合いながら認識を深める「わくわくワークショップ」を随時開催します。今後の企画にご期待ください。
(※1)ソーシャルインパクトボンドジャパン様の定義による(下記URL)。
http://socialimpactbond.jp/sib/
(※2)http://www.nikkei.com/article/DGXLASDC03H25_U7A300C1MM8000/ より。
(※3)http://www.k-three.org/blog/sib より。

7.講師プロフィール
幸地正樹さん(ケイスリー株式会社 代表取締役)
大学卒業後、リクルートグループを経て、2007年にPwCコンサルティング合同会社へ入社。2014年よりソーシャルインパクトボンドの導入推進に携わり、その後、公益財団法人日本財団が取組むソーシャルインパクトボンド推進事業に参画し、中央省庁や地方自治体の導入可能性調査や案件組成支援の他、WEBサイト運営やセミナー講師など啓蒙活動も行う。2016年にソーシャルインパクトボンドを含む社会的インパクト投資及び社会的インパクト評価に特化した日本初のコンサルティングファームを設立。
ソーシャルインパクトボンドジャパン運営責任者、社会的インパクト評価イニシアチブ共同事務局、日本評価学会認定評価士。
沖縄県那覇市出身。