【活動報告】二次公募も全面支援!ものづくり補助金セミナー(八王子)で講演しました

ものづくり補助金申請実務上のポイントを解説!

さる7月16日、「TAMA活性化支援グループ」(中小企業診断士による研究会)が主催する「H30 年補正『もの補助』2次公募対応セミナー」(会場:八王子労政会館)で、私は同グループの一員として、井上眞一さんとともに講演しました。

(冒頭の講義風景)

(細谷和上先生、井上眞一さんとともに)

今回の講演テーマは、「1次応募支援から考えられる 2次応募上のポイント」であり、ものづくり補助金(注1)そのものの内容というより、事業計画書の書き方に留まらない、ものづくり補助金申請上のポイントを実務者の観点からお話ししました。主な内容は以下の通りです。

1.ものづくり補助金の審査項目
2.事業計画書の書き方の基本
3.事業計画書作成の準備
4.「15ページルール」(注2)を踏まえた事業計画書の記載ポイント
5.郵送による申請手続時の注意事項
6.応募終了後に行うべきこと

参加された方からは、「分かりやすかった」「実務の参考になった」という声もいただき、最低限の話はできたのではないかと、ほっとしています。今回、講演の機会をいただいた細谷和丈先生、ともに講演した井上眞一さんをはじめ、TAMA活性化支援グループの皆さん、また来場してくださった方々に、心より感謝します。

(注1)ものづくり補助金(ものづくり・商業・サービス生産性向上促進補助金)は、国の中小企業向け補助金の一つで、中小企業・小規模事業者等が取り組む、生産性向上に資する革新的なサービス開発・試作品開発・生産性プロセスの改善に必要な設備投資等を支援するものです。
(注2)今年のものづくり補助金一次公募では、事業計画書を15ページ以内にまとめる必要があり、審査項目に沿った記述をコンパクトにまとめるのに工夫が必要でした。

ものづくり補助金二次公募開始が近づく!

今年のものづくり補助金は、一次公募(2月18日から5月8日まで)に加え、二次公募があると当初から言われていましたが、先日、全国中小企業団体中央会から、「二次公募の事前予告」がありました(下記参照)。
https://www.chuokai.or.jp/hotinfo/30jizenyokokuPDF.pdf
これによれば、二次公募の期間は8月中旬~9月中旬で、一次公募に比べて
・申請が電子申請に移行
・「事業継続力強化計画」の認定(申請中含む)が加点項目に加わる
といった変更点があるようです。
中小企業・小規模事業者・NPO法人の方が二次公募に申請する際には、これら変更点を踏まえたうえで、申請を行う必要があります。

ものづくり補助金支援充実のため研鑚を重ね、二次公募では全面支援します

私自身は2019年に入り、ものづくり補助金について3回(3月17日・4月16日・今回)講演の機会をいただき、またこれまでものづくり補助金で3件の採択実績を持つな ど、ものづくり補助金に関する知見と経験を深めてきました。
しかし、申請実務の進め方や事業計画書の品質向上など、ものづくり補助金申請支援については、私はまだまだ修行中の身であることも自覚しています。
今後さらに行き届いた支援を行い、中小企業・NPOの役に立てるよう、研鑚を重ねるとともに、来る二次公募では、応募者の皆様を全面支援したいと考えています。