【登壇します】中央労福協様「社会的連帯経済を支える社会的金融 Part1.-社会課題の解決に向けた、地域の資金循環を考える-」(無料:5/15)

多賀が労働金庫在職時代、NPO融資制度を共に作った仲間と、当時の原点を振り返り、社会的連帯経済を支える社会的金融と、地域の資金循環のあり方を考えます。

※Part2「協同組織金融機関の果たす役割と今後への期待」(6/17)は、江上広行氏、新田信行氏登壇。こちらも楽しみです。

開催概要

タイトル:社会的連帯経済を支える社会的金融 PartⅠ.-社会課題の解決に向けた、地域の資金循環を考えるー」
※本講座は、2023年9月より開始された中央労福協様の「オンライン連続講座 -ディーセントワークと社会的連帯経済-」第9回として開催されます。
https://www.rofuku.net/sse-seminar/

日時:2024年5月15日(水)14:30~16:00
形態:オンライン(ZOOM)
参加費:無料
主催:労働者福祉中央協議会(中央労福協)
(後援団体については、本講座のWebページをご覧ください)

登壇者

・法橋 聡氏(元近畿労働金庫地域共生室長)
・山口郁子氏(一般社団法人 全国労働金庫協会 政策調査部 部長)
・多賀俊二(草の根金融研究所「くさのーね」代表)
・メインナビゲーター:伊丹謙太郎氏(法政大学大学院 連帯社会インスティテュート 教授)

【受講申し込み】
受講には事前のお申し込みが必要です。(お申込みいただいた方に、受講用URLをお送りします)
お申込は随時、以下フォームより受け付けています。
https://forms.gle/LYeNqtGBVo5zKjf47
(本講座の受講用URLをお送りする都合上、なるべく5月13日までにお申込みいただけると助かります)

主催者より

NPOや労働者協同組合などの社会的事業体が社会的連帯経済の担い手として活躍するためには、その事業を支える地域の資金循環のしくみが重要である。これまでにも、金融機関、NPOバンク、マイクロファイナンスの他、クラウドファンディングなど多様な手法が台頭している。
PartⅠでは、日本における社会的金融の草創期からこれまでを振り返りながら、今後の社会課題の解決に向けた金融の役割を考える。

多賀からコメント

多賀は1991年4月から2016年3月まで、一般社団法人全国労働金庫協会に務めていました。
在職中は政策立案、新規事業開発、調査研究など多くの機会をいただきましたが、25年間のハイライトの一つが、2000年4月にスタートした金融界初のNPO法人融資制度「ろうきんNPO事業サポートローン」の開発に関与できたことでした。
ろうきんの新たなフロンティア、そして社会的金融の可能性を追求する取り組みとして、今回登壇する法橋さん・山口さんをはじめ、意気盛んな多くの先輩方と仕事ができたのは、多賀にとってかけがえのない財産です。

今の状況を見ると、ソーシャルビジネスやNPOが融資を受けるための制度は、当時よりはるかに整備されています。
しかし、それが社会的連帯経済のための資金循環かというとあまりそのような感じはせず、今後は金融そのものはもちろん、事業の支援・開発や、生きづらい人々への金融アクセスの確保など、さまざまな面で草の根からのうねりを作りたいと考えています。

当日は、当時の思い出にも目を向ける一方で、社会的連帯経済をお金の面で支えるために何ができるか問題提起し、ともに考えたいと思います。
インパクト投資が注目される今だからこそ、意義のある講座だと思いますので、多くの方々のご参加をお待ちしています。

なお、6月17日には「社会的連帯経済を支える社会的金融」Part2として、「協同組織金融機関の果たす役割と今後への期待」を取り上げます。
社会的連帯経済のための協同組織金融機関の役割について、江上広行さん(JPBV代表理事)・新田信行氏(ちいきん会代表理事)から斬新なお話が多く聞けると思いますので、併せてご参加ください。